石田からのメッセージ:その1「X-changeのミッション」
もう我慢できない。だから僕は始めることにする。
このレッスンを君に向けて。
僕たちが好きなアクションの全盛期は、間違いなく20世紀で終わった。
そして21世紀をとうに過ぎた現在、
アクションとそれを取り囲む環境はどのように変わったのだろうか。
変化は構わない。それはいつの時代でもあることだから。
しかしそれが良い方への変化なら大歓迎だが、
あまり好ましくない方へ変化しているのだとしたら、
それは歓迎できることではないだろう。
アクション・ファンの君の目にはどう映っているか分からないが、
少なくとも全盛期にアクションを始めてから今までやり続けた僕にとっては、
あまり歓迎できる状況とは思えない。
だが、絶望なんて全くしていない。むしろ僕は希望に満ちている。
なぜならアクションとは、やるものだから。
やるものだからこそ、やればいい。ただそれだけだ。
何を?
もちろんアクションを。
ただし、これまでと同じことを再生産しても意味はない。
僕にとってはね。
それは今、業界を必死に支えている人たちに任せておけばいい。
それは僕のやることではないし、君のやることでもない。
だから僕は始める。新しいアクションを。
もう我慢できないから。
それは君も同じなのではないかな?
そうだとうれしいのだが。
さて、これまでと違ったことをやるためには、
僕がやろうとしていること全体を表してくれる名前が必要だった。
それが、ある日落ちてきた。
「ポストミレニアム・アクション」
別に西暦を重視するわけではないが、それでも千年という単位の区切り、
境目を越えることができた。
そういった時代に生きる僕たちは特別な存在だと思いたい。
そう、だれもが果たすべき使命を持った存在なのだ。
そして僕たちの使命は、20世紀のアクション全盛期をふまえた上で、
21世紀のアクションを創造すること。
西暦2000年以降のあるべきアクションの理想を形にしていくこと。
だから「ポストミレニアム・アクション」なのである。
では、ポストミレニアム・アクションとは、どのようなものなのだろうか?
簡単に説明しておこう。
コンセプトは、「見るアクションから、使えるアクションへ!」というものだ。
もうアクションは、見ているだけのものではない。
「使える」ことに価値が生まれてくる。
そういう時代が、もうすでに始まっている。
だから僕は、このレッスンで一刻も早く君に伝えたい。
使えるアクションとは何か?
どうやったら使えるのか?
そして、この新しい価値観のもとに、もう一度本物のアクションを広めていきたい。
それが石田アクションWORKS・Xchangeの使命なのである。
(メルマガ「アクションの使い方」より引用、一部修正)